電気・電子

再生可能エネルギー

スペイン電気・電子産業の売上の44%を占めるカタルーニャ。企業の約半数が外国資本で、日本からもソニー、シャープ、日立アプライアンスなどが工場進出しています。地場のサプライヤー層も厚く充実しています。

EUの再生可能エネルギー政策(特に風力、水力、太陽光、バイオマス)に基づき、カタルーニャは常にパイオニアとして積極的に環境ビジネスを推進してきました。特に太陽光発電は、国だけでなく、州政府レベルでの支援も行なっています。

鉄 道

ロジスティック・センター

1848年、スペインで最初の鉄道が開通したのはバルセロナ–マタロ間でした。それ以来、カタルーニャの鉄道産業は工学技術の発展に貢献しており、メンテナンスや安全設備、輸送サービスに至るまで幅広いビジネスチャンスを創出しています。

南欧の物流拠点として絶好のロケーションを誇るカタルーニャ。ZALをはじめとするバルセロナの保税地区の広さは300haになります。イケア、ロシュ、サノフィ等の欧州企業だけでなくソニー、日産、ホンダなど進出日系企業も物流拠点を設けています。

化 学

IT産業

スペインの化学産業はカタルーニャに集中しており、生産の約半分、基礎化学においては66%を創出しています。 BASF、バイエル、ダウ・ケミカルなど主要多国籍企業が数多くが進出しています。バルセロナ南方のタラゴナ地区には南欧最大の石油化学コンビナートがあります。

情報通信技術はカタルーニャの重要セクターのひとつで、現在1,700社を超える企業が操業しています。デジタル・コンテンツ、ソフトウェア、ソリューションといった関連産業もこの地域に集中しており、飛躍的発展を遂げています。研究機関や理工系学生の多さなども成長を後押しします。