南欧ダイナミズムの拠点

1980年代以降大きな経済発展を遂げてきたカタルーニャ。北イタリア、南フランス、東スペインにまたがる地中海沿岸部の広大な弧状地域の中で、最大の産業集積地としての地位を確立、欧州有数のリージョナル・パワーとなっています。

戦略的な地の利

イベリア半島の北東部に位置し、フランスと国境を接するカタルーニャは、その戦略的地の利と高度に発達した交通インフラにより、欧州だけでなくラテンアメリカ、北アフリカ、中東市場への参入にも有利なロケーションとなっています。 バルセロナからわずか2時間のフライトで、巨大なユーロ市場全てをカバーします。

広く整備されたインフラストラクチャー網

カタルーニャには先端技術を駆使した交通、物流、通信のインフラ網が広範に張り巡らされています。年間約3,500万人が利用するエル・プラット国際空港、地中海最大のコンテナ港の一つバルセロナ港、欧州高速鉄道網に直結するための試運転が2013年に開始された高速鉄道AVEはもとより、州内道路網も充実しておりバルセロナ市街からわずか2時間でフランス国境に到着します。

優良な地場企業群とサポーティングインダストリー

カタルーニャでは極めて質の高いサプライヤーが事業のサポートをしています。州内にはおよそ250のビジネス団体、2,500以上のコンサルティング/調査会社、500社以上の金融・保険会社などがあります。また、伝統的に発達した製造業を裾野の広い中小の優秀なサプライヤーが支えています。

意欲的で質の高い労働力

カタルーニャの労働力は質でもコストの面でも十分な競争力を発揮します。労働倫理も高く、仕事についての責任感は非常に強いものがあります。州内には12の大学があり、充実したカリキュラムで企業の様々なニーズに応える優秀な人材を輩出しています。欧州屈指のビジネススクール「ESADE」「IESE」もカタルーニャにあります。