2009年12月1日
コスト、時間を節約する鉄道コンテナ輸送サービス：
バルセリヨン・エクスプレス

2009年2月、バルセロナ港湾局、スペイン国鉄（RENFE）、フランス国鉄（SNCF）の貨物子会社ナビランドカーゴは、バルセロナと仏第二の都市リヨンとを専用鉄道貨物路線で結ぶバルセリヨン・エクスプレスのサービスを開始しました。バルセロナ港で陸揚げしたコンテナ(20/30/40フィート、タンクコンテナなど）を、バルセロナ港でそのまま鉄道に載せ換えてリヨンのナビランド社のカーゴターミナルに搬入することができ、ここからナビランド社の路線を使いベネルクス諸国、ハンガリーなどへの輸送も可能となります。 これまで船便でオランダ、ベルギーなどへ海上輸送されていたアジアからのコンテナ貨物を、バルセロナで陸揚げし、バルセリヨン・エクスプレスを利用して、より短い輸送時間と、低コスト、低CO2で欧州北部へ輸送することができるようになりました。ヨーロッパゲージの軌道の敷設は、RENFEが担当しました。