2008年07月10日
バルセロナ・サイエンス・パーク（PCB）が施設を拡張

バルセロナ大学とボッシュ＆ジンペラ財団（FBG）により1997年に設立されたPCB。官民の組織間で共同研究によるシナジー効果をあげることや、パーク内公的機関の知財・技術を企業に利用してもらうことを目的としています。2011年までに111百万ユーロ(約190億円）をかけて研究目的スペースを4倍の90,000㎡に拡大、研究開発に携わる専門家も現在の1,500人から4,000人になると見込んでいます。既にMerck、Uriach等20社を超える企業が進出していますが、今後2年間で技術に基礎をおいた10社の起業をサポートしていきます。

 

独バイエルがバルセロナにリサーチ・センターを開設

ドイツの大手化学企業バイエルがバルセロナに新しいリサーチ・センターを開設しました。新施設には2百万ユーロ（約3億5千万円）をかけ、1,400㎡程の広さとなります。約80人の研究者が塗料とコーティング剤の新製品開発に従事します。